農林水産省スマート農業実証事業「みちびき」活用による
新たなスマート営農ソリューション実証事業が完了しました。
~福島県南相馬市の水稲圃場にて、収量増・作業時間削減を検証~
株式会社NTTデータ、株式会社NTTデータCCS、株式会社クニエ、株式会社ハレックス、株式会社AmaterZ、一般社団法人新生福島先端技術振興機構は、農林水産省「令和元年度スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」において、コンソーシアムを構成し、水稲の収量増および作業時間削減の実証を2019年3月から2021年3月まで実施しました。
本実証では、福島県南相馬市の株式会社アグリ鶴谷(つるがい)の農場で、福島県の水稲オリジナル品種「天のつぶ」を対象に、AI 技術を用いた追肥時期の判断、AI による病害虫・雑草の同定、みちびき対応ドローンによる肥料・農薬散布、水田水位センサーの利用、営農支援プラットフォーム「あい作®」(以下、「あい作」)を用いた作業管理について検証を行いました。
実証の結果、目標としていた収量5%増、農薬・肥料散布、水管理作業にかかる作業時間30%削減を達成し、一定の耕作面積において農家経営に寄与することが確認できました。
コンソーシアム各社は、今後も水稲をはじめとした日本の農業の課題解決に向けて取り組んでまいります。
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